太っているわけじゃないけど下半身が太い、ふくらはぎが張っていて太い。運動をしていてもふくらはぎの太さは全く変わらない。それどころか太くなった気がする!このような悩みの原因はふくらはぎの筋肉の厚さです。
運動で足痩せできると思っている方が多いのですが、ふくらはぎについては逆効果になってしうことが多い。ふくらはぎを細くするために大切なのは、筋肉そのものを細くすること。
それを実現するのが『ふくらはぎのボトックス』です。
ふくらはぎのボトックス
ふくらはぎのボトックスとは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)にボトックスを注射して、筋肉を直接細くする、痩せさせて脚を細くするボディメイク治療の一つです。注射するだけなので脂肪吸引のように術後のダウンタイム(日常生活への制限)が一切なく、手軽にいつでも受けることができます。
また、副作用はほとんどなく、すべての方が効果を実感できるため非常に人気が高い部分痩せ治療です。
ふくらはぎのボトックスの効果
ふくらはぎのボトックスはふくらはぎの筋肉「腓腹筋」を細くすることができることから下記のような効果を得ることができます。
ボトックスはふくらはぎの筋肉を確実に細くすることができるため非常に人気があります。
どうしてボトックスで細くなるの?
脂肪吸引のように組織を取り除くわけじゃないのにどうして細くなるのか、そんな疑問や不安を持つ方もいるでしょう。筋肉というのは使わないと痩せ細ってしまうんです。廃用性筋萎縮と言う言葉を聞いたことはありますか? 骨折などで安静にして動けない、動かせない状態になるとその部分の筋肉が痩せ細ってしまうのですが、そのような状態を廃用性筋萎縮と言います。
ボトックスは筋肉や神経の電気的な信号・伝達を遮断します。そのためボトックスを注射した部分の筋肉は動かなくなり、廃用性筋萎縮を引き起こし、細く痩せてしまいます。そのためふくらはぎの筋肉(腓腹筋)にボトックスを注射することでふくらはぎを細くすることができるのです。
治療の流れ
ふくらはぎのボトックス治療の流れをご案内します。
トラブルを引き起こさない治療のスケジュールを立てる上で治療の流れを知ることは非常に大切です。ここではふくらはぎのボトックスの治療の流れをご紹介します。
ふくらはぎの状態を診察し、ボトックスの適応の判断をおこないます。この判断が非常に大切です。ふくらはぎの太さの原因が筋肉なのか、皮下脂肪によるものなのかということを医師が判断し、ふくらはぎのボトックスでどこまでの効果を出すことができるのかということをお話ししてくれます。
治療に対し納得し、ふくらはぎのボトックスを受けたいと決めたら治療を申し込みます。
ふくらはぎへのボトックスは注入する層が筋層、深い層ですので麻酔クリームは意味がありませんので基本的には使用しません。しかし、強い痛みを感じるような注射ではありませんので安心して受けて良いです。
注入の範囲は片側3〜5カ所に注射します。時間は10分程度で終わります。
注入後はすぐに帰ることができますのでご安心下さい。
ボトックスの作用自体は48時間以降で出現しますが、ふくらはぎのボトックスは筋肉の萎縮作用を目的としています。そのため効果の出現には1週間以降で少しずつ細く痩せて始めます。一気に細くなるのではありません。少しずつ変化していくものですので細くなっていくことを感じながら期待しながら待ちましょう。
ふくらはぎのボトックスは廃用性筋萎縮の効果を目的としています。1回の治療で一時的な効果を出すのではなく、継続的にボトックスを注射することでその筋肉を使わせないことが必要です。永久に注射する必要はありませんが、3〜5回の継続治療でより高い効果と満足度を導き出すことが可能になります。
ここで紹介する治療の流れは標準的なものです。クリニックによって違ってくる場合があります。あらかじめご了承ください。