ホントは怖い!? プチ整形の真実
プチ整形のリスクと問題点
プチ整形は簡単な治療だからリスクは軽くて少ないということじゃない!
プチ整形の実際のトラブルには非常に重篤とされるものもすごく多いということを知っておくべきです。美容クリニックの広告には「手軽に、簡単に美容医療を」というキャッチフレーズを用いているクリニックもあります。もちろん、簡単な治療でリスクもほとんどないという治療も存在します。しかし、そうではない。実際に引き起こしてしまうと取り返しのつかないトラブルもあるということを知っておくべきです。
手軽さ、簡単さだけで治療が済むものばかりじゃない! 特にプチ整形のように簡単そうな印象の強い治療ほど、潜んでいるリスクや問題点は重篤なものがあるということを理解しておきましょう。
プチ整形のリスク・問題点についてですが、大きく2つに分けて考えておきましょう。
一つは、腫れや内出血のように時間の経過、ダウンタイムの期間中に改善するもの。もう一つは重篤な修復不可能なトラブル、本来必要のない外科的が必要とされるリスクがあります。
- ・時間の経過で改善するもの
- ・重篤な修復不能なトラブル
もちろん、プチ整形ですから治療そのものは非常に簡単で単純なものばかりです。しかし、そんなプチ整形でも重篤な修復不可能なトラブルがあるということ。それはいつ誰が起こすかなんて想定されないケースもあるということを十分理解しておきましょう。
時間の経過で改善するもの
時間の経過で改善するものは、腫れや内出血です。プチ整形の場合、ヒアルロン酸やボトックスと言った注射による治療ですのでどうしても血管を傷つけてしまうことがあります。意図的に血管を傷つけることはありませんので、万一内出血を引き起こしてしまった場合は運が悪かったと考えるしかないでしょう。
ただし、施術中・治療後にしっかりと止血する治療する医師もいますし、血管を傷つけたかもと感じた医師は速やかに圧迫して止血しますので、内出血などの被害を最小限に留めることはできると思います。
腫れ・内出血
ヒアルロン酸注射やボトックスなどを受けた場合、腫れや内出血を引き起こすことがあります。通常、腫れは1、2日程度で落ち着きます。ただし、アレルギー反応などを引き起こした場合はさらに症状の停滞期間が長くなってしまいます。
内出血については運の要素も含んでいるということは理解しておく必要があります。また、繰り返し治療を受けていた経過があり、今まで内出血がなかったのに内出血が出てしまった場合によく言われるのが、「医者の腕が衰えた!」という方もいますが、それは飛躍しすぎた考え方と言って良いでしょう。
なぜなら継続的に治療していると内出血の確率は高くなるもの。なぜなら、治療している周辺組織というのは炎症を引き起こしてしまうことがあります。そうなると周辺組織の血管が増えたり、血管そのものが太くなってしまうということは良くあることなんです。
違和感・異物感
ヒアルロン酸などのフィラーや糸を皮下・皮内に残して治療するプチ整形の場合、遺物が入るわけですから馴染むまでに時間がかかります。そのため注入後の違和感や異物感というのは数日、もしくは1、2週間かかってしまうことは一般的によくあることです。