シワを取る

コラーゲン ヒアルロン酸注射 プチ整形 ボトックス 症状

シワを取る

シワを取る

シワ(若返り)に対するプチ整形の種類
ヒアルロン注射
シワのくぼみにヒアルロン酸を注射して、シワを引き上げるプチ整形
ほうれい線や、目尻、眉間のしわ、額のシワにヒアルロン酸を注射することで、下から持ち上げ、シワを改善します。
効果は6~9ヵ月間持続します。

ボトックス注射
筋肉の動きを抑制して、シワをできなくするプチ整形
眉間、目尻が代表的な適応。アゴや鼻など筋肉の可動によってできるシワに効果があります。
効果は6ヵ月間持続します。

線維芽細胞培養
肌細胞の減少した線維芽細胞を培養して移植して、肌そのものを若返らせるプチ整形
加齢によって真皮中の線維芽細胞は減少し、活性値が低下します。その減少した線維芽細胞を培養して増加させ、皮膚に戻す(移植する)もっとも新しい皮膚再生医療。
線維芽細胞って最新のプチ整形かと思っていたら、5年も前から導入していた慶友形成クリニック。そういえばマガジン「美的」(2002年)にも紹介されていましたね。古参と呼んだら失礼かもしれないけど、実績・技術ともに国内では屈指の病院らしい。美容整形を専門としている院長の治療なので、技術的に高いという評価もうなずける。実は今回、先生にお願いして取材班が”線維芽細胞注入”を体験してきました。

6月下旬某日
細胞を採取するためドキドキしながらクリニックへ向かいました。耳か口の中どちらかから皮膚を切り取り、自分の血液を培養液として定期的に与えながら、専用ケースの中で増殖させすくすくと育てるのだそう。大人になって久しい自分の体では元気な線維芽細胞が育ちにくく、減少の一途をたどっています。そこへ、万全の環境で増殖させたピカピカの自分の線維芽細胞をたっぷり注射して肌のコラーゲン生成を活性化させてくれるんです。楽しみではありませんか!
では、当日のメニューをご紹介します。施療の詳しい説明を受けた後、耳たぶの裏側の皮膚か口の中の皮膚のどちらにするかを決めます。「口の中の細胞のほうが強いですよ」とのアドバイスを受け、口の中の皮膚を採取するほうを選択しました。
いよいよ開始です。局部麻酔をし、下の歯茎の根元を少しだけ切開して皮膚を採取。溶ける糸で縫合。麻酔をしたのでもちろん痛みはまったくなく、あっと言う間に終了。その後、血液を採取し、お薬をいただいて帰宅しました。「薬を飲みきることと、歯みがきの時は傷口に注意してくださいね」注意事項はそれぐらいで、あとは細胞が育つのを待つのみです。

9月中旬某日
「線維芽細胞が育ちました。注入しましょう」とクリニックから連絡がきたのは2ケ月半後。最初は順調に増えていた私の線維芽細胞は途中失速したそうです。でもクリニックの方の手厚い保護と世話を受け、無事十分な増殖を遂げました。人によってその速度は違うそうですが、2ケ月から3ケ月を目安にしてくださいとのことです。
私の気になる箇所は目元のシワとクマ、ほうれい線と首のシワ。今回はこれらの部分に注射を打つことにしました。

この続きは次回へ (取材/M美)

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