多汗症

汗ジミ、脇汗、汗臭さでお困りの方必見!
脇の汗が多いのは多汗症の症状の一つです。多汗症は適切な治療を受けることで脇汗の悩みから解放されることをご存知ですか?
ここでは多汗症の原因、治療法、料金についてご紹介します。

汗はどうやって分泌されるのでしょうか?
汗は神経の伝達によって”汗を出せ”という信号が汗腺に伝えられます。信号を受け取った汗腺はそこで初めて汗を分泌しはじめます。緊張したりすると過剰に反応してしまう心因性の多汗症もそのためです。また、体温の調節や水分の調節などによっても大きく変化します。

多汗症の原因

多汗症の原因。それは汗腺と言う汗の腺のこと。汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺と言う2つの汗腺があるんですが、前者のエクリン汗腺が汗を作り出す感染なんです。多汗症はこのエクリン汗腺が過剰に働いてしまうことによって、汗が大量に作られ、脇汗として放出され、大量の脇汗が出てしまうんです。

多汗症の基本的な治療は、汗腺の働きを緩めること、止めること。汗腺の働きが弱まれば汗は造られなくなるのですから。

多汗症の治療

美容外科、美容皮膚科でおこなう多汗症は主に2つの治療が標準治療としておこなわれます。

多汗症治療 ①

ワキボトックス

脇にボトックスを注射する治療を「ワキボトックス」と呼んでいます。ボトックスというのは”A型ボツリヌス毒素”のことで、主な作用は神経の伝達を遮断すること、そのため脇にボトックスを注射すると、エクリン汗腺からの「汗を作り出せ!」と言う伝達を遮断、止めてしまうためエクリン感染が働かないため汗が作られなくなり、脇汗を止めることができるんです。

治療概略
  • 治療時間はわずか数分
  • 治療3日以降で効果を実感
  • リスクはほぼない
  • ダウンタイムがない
  • 効果の持続は半年続く
  • 副作用の心配がない など

ワキボトックスの詳細

多汗症治療 ②

エクロックゲル

エクロックゲルというのは、塗り薬の一つです。ソフピロニウム臭化物と言う薬剤が、エクリン汗腺の受容体に結合し、アセチルコリンによる刺激を阻害して汗の分泌をストップさせることで脇の汗を造らせないようにしてくれます。一日1回脇に塗るだけですので非常に簡単です。しかし、ワキボトックスほどの効果は少ないため、根本的に脇汗を止めたい場合は「ワキボトックス」を推奨します。

治療概略
  • 1日1回脇に塗るだけ
  • 副作用としては皮膚炎がある
  • リスクはほぼない
  • ダウンタイムがない
  • ワキボトックスよりも劣る
  • 保険で処方できる など

エクロックゲルの詳細

多汗症の治療は、形成外科、皮膚科で診察を受けましょう。エクロックゲルについては保険で処方することができますので、保険医療機関での診察をお勧めします。

多汗症と腋臭の治療は違う

多汗症の治療と腋臭の治療というのは根本的に違います。
よく勘違いされている方が多いのですが、腋臭の外科的治療を受けることで多汗症が改善するという印象をお持ちの方もお見えになるのですが、腋臭の外科的な治療を受けても多汗症が改善することはありませんのでご注意を。腋臭は腋臭の治療、多汗症は多汗症の治療を受けなければそれぞれの効果を導き出すことはできません。

多汗症の治療の料金

多汗症治療の料金についてご紹介します。

ワキボトックスの料金相場

ワキボトックスの費用はクリニックによって違いますが、平均的な相場価格というのは1回あたり6万円〜8万円程度です。

エクロックゲルの料金

エクロックゲルは保険診療ですので、国内どの医療機関で治療、処方を受けても同じ価格です。エクロックゲルの薬価は1本あたり5,000円程度です。初診料等を含め自己負担は2,000円程度とお考えください。使用量ですが、1ヶ月で2本程度の使用が目安です。

ボトックス注射でなぜ止まるの!?

ボトックスというお薬には神経の伝達や筋肉の伝達を遮断する働きがあるのです。そのため、汗腺部分にボトックスを注射すると”汗を出せ”という神経の伝達が、そこで遮断されるため汗腺に伝わらず、その結果、汗は出なくなるのです。

ボトックス注射の効果
どれくらいの効果がありますか? どれくらいの期間持続するものなんでしょうか?
注射による治療ですので効果には個人差もある。しかし、一般的には元々の汗の量を100とすると20~30まではなくなるということで、効果に対する期待は大きい。また、リピーターとして継続注入する方も非常に多い。
持続期間としては一般的に6~9か月が目安ということです。
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