ワキの汗を抑える ボトックス注射
これからの季節、誰もが気になる”汗ジミ” もう汗脇パットはいらない!! そんな素敵な情報をこっそりと教えます。
ここだけの話”ワキの汗はボトックス注射だけで止まるんです。もう、汗脇パットはいらない!!” えっ?本当なの?と思う人は私だけじゃないはず、実は私も先生に聞くまでは信じられませんでした。
ボトックスとは…
ボトックスとは”ボツリヌス菌”のことで、言わずと知れた猛毒のことを言います。そんなの使って大丈夫? それが実は大丈夫なんです。ボツリヌス毒素といっても、細菌兵器とは違う、A型のボツリヌス毒素だけを使い、かつ、濃度を何万倍にも薄められた医薬品のことなんです。
ボトックスは医薬品!?
ボトックスは、眼科や脳神経外科などで一般的に使われている安全な治療など用いられている医薬品の一種。それを美容的な目的で使うだけなので非常に安全な治療なのです。
効果はどれくらい続くの?
ボトックスは注射しても一生効果が続くわけではありません。一般的な効果としては6~9ヵ月汗は減少します。
副作用はないの?
ボトックスの副作用は、注射なので頻度は非常に稀で内出血程度です。腕が動かなくなるなどの俗説的な噂もありますが、そんな報告例はなく、恣意的に注射しない限りはそういった問題はないということです。
どこで治療できるの?
美容外科や形成外科のクリニックで治療を受けることができます。当然、保険は適応されませんが、汗が減るという効果を考えると決して高額な治療ではありません。ただし、クリニックによっては純正のボトックスではないため、適切なクリニックを選ぶことが大切。
ボトックスの種類って
ボトックスは医薬品ですので、類似した成分のお薬は数種類あります。国内ではジェネリック医薬品のように同じ成分で同じ効果の薬剤というのが安価であるのはご存じだと思います。ボトックスもジェネリック医薬品と同様、なにも問題なければ良いんですが、実は効果だけではなく、安全性にも大きな差があるんです。BTXAなどは非常に安価で多くのクリニックで利用されていますが、タンパクやゼラチンを含む不純物が多量に含まれているため、効果、副作用、薬剤の広がりなどさまざまな問題が出ています。そのため、厚生省で認可されてるのはボトックスだけなんです。※1
※1 ボトックスは眼瞼痙攣など病的な治療において認可が下りています。